大興製紙は、1950年に富士山麓の富士市に生まれ、現在も当地において未晒パルプ・クラフト紙メーカーとして操業しております。パルプの原料となる木材チップを調達し、パルプから紙までの生産を行なう一貫メーカーであることを大きな特色としております。

当社の紙製品は原料のバージンパルプがほぼ100％となっており、主に強度・コシの強さが要求される包装・産業分野が主体となっております。包装用紙は農産物や化学品向けの袋用原紙やショッピングバッグなどを中心に、産業用特殊紙はステンレス合紙を始めとし、クレープ紙、耐油紙等さまざまな用途に合わせてご使用頂いております。また近年では電子部品用の各種機能紙を始め、食品向け包装紙やペーパータオルなど幅広い分野にも製品の供給を行っております。

当社では従前よりSDGs持続可能な循環型産業への転換を目指し、省資源・省エネルギーなどの環境問題に前向きに取り組んでまいりました。産業廃棄物処分業・一般廃棄物処分業の廃棄物リサイクル事業はISO14001認証工場として、廃棄物の適正な再資源化処理を行っております。

2021年9月にレンゴーグループに加わりました。今後もお客様のご提案・ご要望に応じた新商品の開発及び更なる品質の向上や安定供給の確保に努めてまいります。当社が掲げる『人と文化、そして自然環境の美しい沿革を描き出すために』を実現すべく今後も地域と共に努めてまいりたいと考えておりますので、引き続きお引き立ての程お願い申し上げます。